今日のルセナは晴れ





爽やかに晴れ渡り心地よい風が吹く

お昼の気温３１度





妻の従姉妹からココナッツの果肉を頂いたので

パンダンの葉を煮出して作ったゼリーとココナッツの果肉でブコパンダンを作る





冷たく冷やして食べるブコパンダン

こりこりしたココナッツの果肉とパンダンの香りが南国らしい美味しさである





さて、、





早朝庭に出ると

ヒューイヒューイと高く澄んだコウライウグイスの声が聞こえたので

その声がする方向に目をやると、、







背の高い木に止まる黄色い影を見つける







お、いたね～


毎朝声は聞こえるのだが

なかなかその姿を見る事ができないコウライウグイス

今朝はタイミングよくその美しい黄色い姿を見る事ができた







コウライウグイス Oriolus chinensis

体の大きさは鳩くらいであろう

名前にウグイスと付くが、日本のウグイス（鶯）とは類縁ではない

興味のある方はこちら　→　コウライウグイス / コトバンク







フィリピンにはこのコウライウグイスの他に

フィリピンコウライウグイス、ヒメコウライウグイスが生息しているようであるが

ここで見られるのはこの黒と黄色が美しいコウライウグイスだけである






久しぶりに姿を見る事ができたコウライウグイス

こうした野鳥が見られるのも毎朝庭に出る楽しみのひとつなのである

今日のルセナは晴れ





燐家のインディアン マンゴーの木が花盛り





お昼の気温３１度


風のなかった早朝

庭のホヤ植物に希釈した木酢液を噴霧する








さて、、





一昨年の１０月

妻が実家近くの用水路に生えていたシダ植物を採って来た




↑２０２０年１０月


↑　並べてあるのは３０㎝定規


この時このシダの種類は分からなかったが

面白そうなシダなので盆栽風に浅鉢に植えてみることにした









植えると言っても

浅鉢にココチップと石を並べた上にシダを乗せただけである



↑　２０２０年１０月


その後、、

遮光スぺースに放置して１年２ヵ月が経過した




↑　２０２１年１２月


おぉ～！　

なんだか立派なシダ盆栽になった







浅鉢に並べた石の上を背の低い貯水葉らしき葉が覆い

その上には背の高い胞子葉が生い茂る







これは面白いね～

背の低い貯水葉らしき葉をよく見ると

葉脈がくっきりと見えるものと葉脈が見えないものの２種類がある









葉脈がくっきり見える葉を間近で見るとこれがなかなか美しい







美しい模様だね～

花の咲かないシダ植物ではあるが

こうした一枚一枚の葉の美しさはシダ植物ならではであろう







今までこのシダの種類は不明であったが

ネットで調べてみるとこれはドリナリア クエルシフォリア Drynaria quercifolia

フィリピンでは Pakpak-lawin と呼ばれるシダである







古い貯水葉は茶色く変色しているが

浅鉢の中心部分を覗くと良い感じに新旧色違いの貯水葉が重なり合っている







ドリナリア クエルシフォリア Drynaria quercifolia

この地でわざわざこうしたシダを育てる人は数少ないと思うが

身近な場所に自生しているシダを育ててみるのも新たな発見があって面白い






南国のシダ盆栽

シダ植物の楽しみはまだまだ続く、、

Happy New Year!!


今日のルセナは曇り時々小雨

元旦の昨日は爽やかに晴れたが

今日は朝から冷たい小雨が降り肌寒い





早朝の気温が上がらない庭ではオナシアゲハが翅を休める

日中気温２７度


友人からいただいた日本酒を正月に飲む





これは旨いね

年末は友人や妻の親戚が訪ねて来てくれて連日飲み会となったが

やはりお酒は一人で飲むよりみんなで飲んだ方が楽しく美味しいものである





さて、、





庭では自然薯の蔓にむかごが付く







ここではトゥギ Tugi と呼ばれる自然薯

普段街の市場で売られているのを見ることは無いが

稀に山から採って来た自然薯がサイドウォークで売られている事がある






↑　２０１７年３月、街のサイドウォークで売られていた自然薯（８０ペソ）


ここでは自然薯は適当な大きさに切ってココナッツミルクと砂糖で煮て食べる

ご飯のおかずと言うよりもおやつの部類である


以前、何度かこの地の自然薯を擦って食べたことがあるが

ここの自然薯も日本の自然薯同様非常に粘りが強い







この粘りの強い擦った自然薯にだし汁を加えれば

日本と同じ美味しいとろろご飯やとろろ蕎麦の出来上がりである







この美味しいフィリピンの自然薯

以前庭で増やしてみようと思い

試しに土を入れた太いＰＶＣパイプに切った芋を植えてみたが

１～２年経過しても小さな小芋程度にしか生長しなかったので途中で止めた


その時の小芋の混じった土を庭のコンポストの土と混ぜ

その小芋の混じったコンポストの土を庭の鉢植えに使ったので

今では庭のあちこちで自然薯の蔓が伸びてくるようになった







そしてこの蔓に付いたむかごが植木鉢や地面に落ち

庭で自然薯が自然増殖中なのである







庭では掘って食べられるほどの大きさに自然薯が育つことはないだろうが

それでもこのむかごを見ると美味しそうでちょっと嬉しくなる






今年も庭の楽しみは続く、、

今日のルセナは晴れのち雨





早朝晴れたがまたすぐ雨降りとなる

お昼の気温２７度


女三人寄れば姦しいと言うが、、

昨日のホームパーティは妻の友人女性１０名ほどが集まり

大きな笑い声と歓声が絶えない大変賑やかな１日となった


今朝は大掃除を兼ねて普段使わない食器類を出して洗い

久しぶりにホットコーヒーを飲む





チーズケーキとホットコーヒー

肌寒く冷たい雨降るこのシーズンはこの組み合わせが美味しい





さて、、





冷たい雨が降り続いた庭では

バンダ ウスティ Vanda ustii (Synonym. Vanda luzonica var. immaculata) が咲き揃う







薄黄色の花弁は後方に反り返り

開花当初よりも躍動感ある姿となった







素晴らしいね～

花色は薄黄色にリップの赤紫色のみ

この地に自生するバンダの中でもシンプルな色合いだが

そのシンプルさにこの原種バンダの美しさがある







早朝このバンダ ウスティ Vanda ustii の花を眺めていると

ブーンと羽音をたててクマバチが花の蜜を集めに飛んでくるから

ここではクマバチがバンダ ウスティ Vanda ustii のポリネーター







消毒薬の様な独特な微香を放ち咲くバンダ ウスティ Vanda ustii

連日の冷たい雨に打たれてそろそろ花は終わりとなる

今朝のルセナは雨





クリスマスから冷たい雨が降り続き肌寒い日が続く

午前９時の気温２５度


今日は妻の友人が集まるホームパーティ





２年ぶりの集まりと言うこともあり賑やかになりそうだ





さて、、





今年の１０月中旬

アルンディナ グラミニフォリア Arundina graminifolia の高芽を植えた






↑　２０２１年１０月１５日


その後

半日陰に放置して２ヵ月経過、、




↑　２０２１年１２月２７日


一番背の高かった高芽は折れてしまったが

その他の高芽は無事に根付いて早いものは花を咲かせ始めた







アルンディナ グラミニフォリア Arundina graminifolia

これもこの地に自生する原種蘭であり土に生える地生蘭







外庭に露地植えしてある株は背丈１.５ｍほどに茎が伸び花を咲かせるが

このアグリバッグへ植えた高芽は背丈４０㎝ほどで花を咲かせた







美しいね～

普段は着生蘭ばかりをいじっているが

こうして地生蘭を少しずつ増やしていくのも楽しいものである